アメリカ株 配当金の税率は?
アメリカの源泉徴収税率 10%
日本の源泉徴収率 20.315%
$100の配当金がもらえたとして・・・
*為替の影響が無いものと考えると・・・
まず、アメリカへ税金を納めます。
$100ー$100×0.1=$90
そして、日本へ税金を納めます。
$90-$90×0.20315=$71.7165
受け取る配当金は $71.7165
配当金の約3割は税金として納めることになります。
いわゆる二重課税になりますので、所得税を納めているのであれば、控除枠内でアメリカでの源泉徴収分は確定申告で控除することができます。
ちなみに私は確定申告をしています。
一部の証券会社ではNISA口座での取り扱いがあるようですね。残念ながら、私のNISA口座ではアメリカ株の取り扱いはできないようです。
日本株は年に1~2回配当ですが、アメリカでは四半期配当が普通です。
また、株主優待はありません。
アメリカ株 譲渡益にかかる税率は?
租税条約が締結されている外国の株式については、その外国内で、譲渡益(売買益)に課税されることはありません。日本国内でのみ、課税されます。
よって、アメリカ国内では譲渡益には課税されません。日本国内でのみ課税ですので、日本株と同様、アメリカ株の譲渡益にかかる税率は20.315%となります。
私は特定口座で売買しているので、一年間の損益計算は証券会社が行い、年間損益計算書が証券会社から送られてきます。円換算後の価額で譲渡損益が計算されています。
それでも、やっぱり、私はアメリカ株投資!
配当金にかかる税率を考えると、リタイア後、所得税を納めなくなれば、アメリカ株は配当金生活には少々向かないのでは?と思えてしまいますが・・・それでも私の投資対象は、アメリカ株に移行しています。最近は、アメリカ株しか買っていません。
途中、インド株投資という誘惑が何度もありましたが、行ったことのないインドのイメージが全くわかず、「きっと儲かるんだろうな・・・」という漠然としたイメージしか持てず、それゆえ現在はまだ投資していません。
日本株投資を15年以上、リーマンショックを静かにやり過ごし、アメリカ株投資をしている私が思うに、アメリカ株投資は、個人投資家にとって、有利である、簡単であると確信しています。一握りの優秀な個人投資家を除き、アメリカ株よりも日本株投資の方が難しいのではないかな。
アメリカは、まず、今後も人口が増え続ける、という大原則があること。よって経済も右肩上がりであること。そして、一番の魅力はグローバルな企業が豊富であること。配当金再投資をするには、連続増配している企業が豊富であること。
日本で暮らしているにもかかわらず、私は、iPhoneのアラームで目覚め、Windowsでメールをチェックし、Amazonで買い物をし、VISAのクレジットカードで支払う・・・こんなアメリカ漬けの生活をしています。
今の私の生活には無くてはならないもの、としてアメリカ企業が数多く存在しています。