アメリカ株 PERとは? 元本回収できる年数を知る!
PER 株価収益率とは?
PBRでは、1株当たりの純資産に着目しますが、PER(株価収益率)では、1株当たりの純利益(EPS)に着目します。
例えば、
1株が1000円とします。
1株当たりの純利益(EPS)が100円ですと、PERは10倍と言います。100円の純利益が10年継続すれば、投資元本が回収できると考えます。
1株当たりの純利益(EPS)が50円ですと、PERは20倍となります。
PERとは、今の株価が1株当たりの純利益(EPS)の何倍なのかを示したものです。
しかし、これはあくまでも理論上のことで、将来の予想や期待値も反映しています。
よってPERでは、来期予想値を使います。
「PERが10~15倍の株を選ぶ」というように、10倍は割安と捉えられています。
20倍を超えると割高と判断されます。
株を買う際、EPSの20倍の値段で買うよりも、10倍の値段で買ったほうが、割安でお得ですよね♪ PERを見た時、もしも数値が高ければ、今の株価は割高であると判断します。逆に低ければ、今の株価は割安と判断します。
よって、PERは同業他社と比較したり、過去のデータと比較する時に使うことが多いです。
しかし、1株当たりの純利益(EPS)が来年以降も継続できるのであれば・・・という仮定に基づく指標ですので、企業の成長性や背景も加味して指標をを見ないといけません。
PERをまともに数値として捉えたら、Amazonなんて、怖くて買えません。
AmazonのPERは現在90以上です。90年も生きていられません、私。
私が買った時は、確か200を超えていたような気がします。
投資家からの期待が大きく、買われ過ぎ感の強いAmazonですが、数値だけで判断したら、とてもとても買えませんね。
Amazonは投資家からの期待値の高い株だと言えます。それゆえ、期待を少しでも裏切るような決算を出そうものなら、叩き売られる危険もはらんでいると思います。
PERとは、理論上、投資元本が何年で回収できるか?、今の株価が割安かどうか、それを判断する一つの指標となります。
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